お母たまと私 -母と娘の脳卒中リハビリ日記 外伝-
2004年2月に脳卒中(脳出血) で倒れ右片麻痺になった母と私の七ヶ月間にわたる リハビリの記録と、それからの事。
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お見舞いって難しい
2006年 04月 27日 (木) 14:00 | 編集
この頃になると今まで遠慮して下さっていた方たちが
どんどんお見舞いに来られるようになりました。

リハビリが一日計5回。
その他お風呂があったり、看護師さんが熱を測りに来たりと
何かとスタッフの出入りが多いので、大体の見舞い客の方は
「お忙しいでしょうから、そろそろ…」
と言って下さるのですが
中には長時間帰られない方もいました。

その方は母の”習い事その3”のお友達で、かなり仲の良いお友達でした。
母が倒れる2週間前にも、二人で泊りがけで美術館めぐりに行っていましたし
奈良や京都にも一緒に旅行に行くほどの仲でした。
”習い事その3”の先生とお友達の面々は、その少し前に集団で来られていたのですが
「私、取り乱してしまうかもしれないから、皆さんと一緒には行けない」
と言われたそうで、後日お一人で来られたのでした。

お言葉通り、母の顔を見てわんわん泣かれました。
母もつられて泣き出しました。
二人で手を取り合い、それはそれは濃い時間が流れました。
こういう時に限ってスタッフは誰も来ません。
「何か用事がある振りをして来てもらえませんか」
と、もう少しで頼みに行くところでした。
軽く一時間はおられたと思います。
母はその間車椅子に座ったままでした。
たまたま私がトイレに連れて行って、帰ってきた直後だったのです。

「つかれた…」
そのお友達が帰られた後、母はしみじみと言ってベッドに戻りました。
母もとても嬉しかったのです。一番目か二番目に仲の良いお友達なのです。
それでも、一時間は長過ぎました。

お見舞いって本当に難しい。
弱った姿を見られたくないという人もいれば
どうしてすぐに飛んで来てくれないのかと憤る人もいるし
淋しいのでもっといて欲しいと思う人もいるだろうし。

沢山の方にお見舞いに来て頂きましたが
今でも私は、見舞う立場になったらどうすればいいのか分かりません。
本人のご希望をお聞きすれば良いのでしょうが、本人と直接連絡が取れない場合は
ご家族のご希望になってしまいます。

身近な人が入院しない事を願うばかりです。


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Comment
この記事へのコメント
そうですねー。
ウチのママンの時もさまざまでした。
ただ、リハビリ病院はとても遠かったので、来てくださった方は長居してたかなー。
リハビリ一緒に見学したりしてました。
わたしは毎日行けなかったので、私が行かない日のお見舞いは、有難かったです。

でも自分が行くとなると、確かに難しいですね。仲良しの友が入院したときは、「まだいいじゃん」って言われて、晩御飯まで一緒に食べて来ちゃったことあったなー(笑)

そうそう
戴いたお見舞いの品って、お花や食べ物多かったのですが、その中に、いい香りのする石鹸やマッサージオイルがあって、気持ちが明るくなってうれしかったです。
2006/ 04/ 27 (木) 17: 00: 44 | URL | ゼリー # JalddpaA[ 編集 ]
>ゼリーさん
患者さん本人の意志が確実に分かっていれば問題は無いんですよねー。
いつ頃までは遠慮して欲しいとか、何を持ってきて欲しいとか、何曜日は人が来ないから来て欲しいとか。

母は自分の意志を伝えるのがまだ不自由だったし、遠慮がちな性格なので、本当はこの時も私が「ベッドに戻ろうか」などと声をかけなければいけなかったんです。
でも私もなかなか言い出せなくて。

いい香りのする石鹸っていいですねー。
母は桃をもらった時が一番嬉しそうでたね。
でもそれ以来、毎日私は桃を買いに行かされましたが…
2006/ 04/ 27 (木) 21: 52: 22 | URL | wool # -[ 編集 ]
難しいんですよね。
自分が入院或いは入院している側であると、どちらかというと、わざわざこなくていいよとか、もう少し良くなった妻、せめて意識が戻って、まともな容姿なってからと言っても、勝手に義父や義妹に連絡して(私には一言もなく)こられる方には困りました。
見舞いというか物見遊山のような感じにも
思えたことも。人の見舞いも本人が短期間だから来なくていいと言ったら、私はそのまま受け取ることが多いですね。
2006/ 04/ 27 (木) 22: 42: 58 | URL | タケノコ # -[ 編集 ]
>タケノコさん
私も「来なくていいよ」派です。
でも世の中にはそうではない派の人も沢山いるのだと思います。
そういう「何故来てくれないの派」の人が
「ぜひお見舞いに行きたい」
「お顔を見たい」
「元気づけてあげたい」
と熱心に言われるのだと思います。

「母がまだ会いたがらないので…」
と家族が言っても、そういう人には通じなかったです。
きっと自分がそうでは無いから、想像がつかないのだと思ってあきらめました。
2006/ 04/ 27 (木) 22: 58: 33 | URL | wool # -[ 編集 ]
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