お母たまと私 -母と娘の脳卒中リハビリ日記 外伝-
2004年2月に脳卒中(脳出血) で倒れ右片麻痺になった母と私の七ヶ月間にわたる リハビリの記録と、それからの事。
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アンア~ン
2006年 03月 13日 (月) 14:07 | 編集
父が母に読ませてみようと、アンパンマンの絵本を買ってきました。
"アンパンマンとなかまのゆかいなぼうけん"みたいな題名でした。

「アンパンマンって知ってる?テレビでやってるよね」と言うと
「○×#!~っえう~」と言いながらうなずきます。
それではとページを開くと、文字は縦書きで左右に数行ずつあるだけです。
ここから読んでね、と最初の行を指さして教えると
ひらがなを一字ずつ読み始めるのですが、どうしても「さ行」や「ら行」が読めません。
「さ」や「り」が出てくると首をかしげてウニャウニャ言った後で
しっかり飛ばして読み進めます。

少し物語が進んだところで
「今アンパンマンが助けに行くのは誰?」と質問してみると
キョトンとしてわたしの顔を見ます。
どうやらただひらがなを読んでいるだけで、意味はさっぱりわかっていないようでした。
おまけにページが替わると、いきなり最後の行つまり左側から読み始めます。
母は物語の意味がわかっていないので、全く平気そうでした。

後から、右目が良く見えていなくてつい左側に視線がいってしまうのかもしれない
と思いました。
失語症とは、喋れなくなるだけではなくて、意味を理解することもできなくなるのだなと
最初に実感した出来事でした。

ペンギン坊やが北の海で、一人ぼっちで泣いている場面があったのですが
「アンア~ン」という泣き声だけは、母はとても上手でした。


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