お母たまと私 -母と娘の脳卒中リハビリ日記 外伝-
2004年2月に脳卒中(脳出血) で倒れ右片麻痺になった母と私の七ヶ月間にわたる リハビリの記録と、それからの事。
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母の声
2006年 03月 12日 (日) 12:01 | 編集
亀の歩みですが、体のほうがちょっぴり進歩したかなと思うと
次は言葉の方が気になりました。

小さい声(でもプチ怪獣)なら出せるようになっていましたが
ムニャムニャムニャ、とまるで外国語のようにしか聞こえません。
本人はちゃんと喋っているつもりらしいので
私たちが母の意図を理解できないのがもどかしいようでした。

私にとって辛かったのは、手足よりこちらの方だったかも知れません。

倒れる数日前に母と電話で話したばかりでした。
電話で私と喋っている間に突然雪が降り始めたらしく
「まーすごい雪!」
「これはきっと積もるよ」
などと母の声はちょっと興奮していました。
私の田舎は雪が降ることはあっても、めったに積もったりしない地域なのです。

その時の母の声は、今でもちゃんと覚えています。
でも二年が経った今、もう私の夢の中でも母が障害者になってしまったように
時間と共に母の声も忘れてしまうかも知れません。

母の留守番電話の第一声はいつも
「はーい、お母さんです」 でした。
その録音を一つでも消去しないで取っておけばよかった。
以前の母の声が録音されたものは、一つもありません。
30年以上聞いてきた母の声は、二度と聞くことができなくなってしまいました。


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