お母たまと私 -母と娘の脳卒中リハビリ日記 外伝-
2004年2月に脳卒中(脳出血) で倒れ右片麻痺になった母と私の七ヶ月間にわたる リハビリの記録と、それからの事。
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いろいろありますが…
2009年 04月 17日 (金) 09:44 | 編集
ほんとーにほんとーに
ご無沙汰しております。

おかげさまで、母も私も元気です!

いろいろなことがあって
これからもいろいろなことがあるのですが。

まぁそれは、おいおい…




最近、やっと、母と車で出かけるようになりました!!!

母が乗りやすいように
車高の低い普通車にして良かったです。

こちらでは、三月の下旬から桜が見頃になり
わざわざ花見に出かけたわけではないのですが
あちらこちらで桜が綺麗で
母はキャーキャー喜んでいました。


私の運転でも、あまり怖がりません。

「割と度胸があるのね♪」

というと

「もう一回死んだからいいの。大丈夫」

などと言います。


この二月で、母は倒れてから丸五年が経ちました。


最近、人生って不思議だなぁ~とつくづく思います。
本当に、何がどうなるかなんて、全くわからない。
何が良くて悪いのかも、年月がたてば変わってしまったりもする。

今日明日を、とにかく楽しもう!
大事にしよう!

というか

「それしか、私にできることは無いのね」

という感じです。



母は全く相変わらずです。

手や足は、別に良くもならず、悪くもならず。
口は…慣れてきて早口になった分
以前より、何を言っているか分からないこともあります。
(私の耳が腐っている、と母は言います!)

でもまあ
二週間に一回くらい、私と出かけて
美容院に行ったり、本屋に行ったり
ランチに行ったり

いろいろと楽しんでくれているようです。

春だし、ま、これでいいか。


またぼちぼち更新したいと思います。
よろしくお願いします!







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ありがとう 母も私も生きてます!
2008年 10月 10日 (金) 17:36 | 編集
ほんっとにご無沙汰してますっ!
お蔭様で、母も私も元気です!

先月の末に、無事に四つ目の試験も終えました。

そして合格しました!!!
ありがとうございます!!!

仕事が楽になったわけでも
睡眠時間が増えたわけでも
勉強が終わったわけでも無いのですが
(取りあえず最低限の資格は取れたというだけ)

ちょっと気持ちが楽になりました。


ヘタレなので

「落ちたらどうしよう…」

というプレッシャーが
時に人生よりも重く感じるタイプです。


しんどい仕事なのは相変わらずで、今もまだ

「なんとか半年続けたい」

と踏ん張っている最中です。

半年続けられたら、その先はできれば一年…
と思っています。
それより先のことは考えていません。


だって、いっぱい考えて行動してもムダだったりするし…
いつ何か起きても不思議じゃないし…
今日明日元気なら、それでいいし…



母は何も言いませんが
私の帰りが遅くなると、ヘンな顔になっています。

自分では気付いていないようですが
「痛い」時の顔になっています。

親ってありがたいですね。
娘の痛みを自分の痛みとして感じてくれるんですから。


最近の母のお気に入りは

『継母ごっご(シンデレラごっこ)』です。


母がベッドに腰を掛けて、私は母の足元に向かい合って座ります。
そして母の動かない右足を持ち上げ
母の足首を私の肩の上に乗せ、私の耳に押しつけながら

「ゴメンナサイお母たま!許して下さい! 
 そんなつもりじゃないんです!もうしません!!!」

継母に足蹴にされる継子ごっごです。


「いままでの中で一番面白い」

とお褒めの言葉を頂きました。



この日記も、またボチボチ、細々と続けて行こうと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。


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ちょっと聞いてください~!
2008年 05月 12日 (月) 18:06 | 編集
母がスゴイ頭になって帰って来ました!
ちびまるこちゃんみたいな…
あごの線で切ってくれ、と言ったのに、もっともっと短くされたとのことです。

母はずーっと、通所リハの施設で、髪を切ってもらっています。
どこからか、ボランティみたいにヘタクソな ( ゴメン!でも本当! ) 理容師さんが
月に一回来てくれるのです。
以前行っていた近所の美容院は、長い階段があるので行きたがりません。
それに、そこは私の小学校の同級生の家なのです。

何度か、地元のショッピングセンターの中にある美容室を薦めたのですが
(そこは車椅子で入れます)

「タクシーでそこまで行って、そしてカットしてもらったら沢山お金がかかる」

だからいい、と言うのです。
施設の1,000円カットで。おかっぱヘアーだしと。

『 行ってみたいけど、変な目で見られる
  体だけじゃなくて、喋りも変だから…
  どうせ、どこにも行かないし、誰にも会わないし 』

本当の気持ちは、こうなのです。
母は異常に、近所や世間の評判を気にする人でしたから…

とにかく、いつも通所リハでやってもらうカットが、とても変なので
私はそれこそ、何度も薦めたのですが
うにゃうにゃ言って、一度も行こうとしなかったのは母なのに
今日は、当り散らされました~

「あなたが、あそこに連れて行ってくれなかったから! ( 怒 ) 」
( 何度も何度も誘ったがな去年までは。今年はもうあきらめたんだよ )

「本当は、今度はあそこに行きたかったのに、あなたが最近忙しいから諦めたの…(泣)」
( そんなこと知らんがな )

「あなたがちゃんとしてくれないから、こんな頭になった ! ( 怒 ) 」
( へいへい、あなたが嫌がっても、あなたのためだとムリヤリ連れて行かなくて悪かったよ )


私はですね~人がイヤダと言ったら「あぁイヤなんだな」と思うのですよ。
万が一「ホントは???」と思ったとしても終~了。

『 そんなこと言ってても、遠慮してるんじゃないかしら。
  もっと強く誘ってあげるのを待ってるのかしら 』

みたいに親切な脳は働かないのですよ!


いやね…母が私にやつあたりしているだけなのは、重々分かっているのですが、去年の

「行こうよ」「行かない」「綺麗にしてくれるよ」「若い人だけよ」「でもさ」「いいの私なんか」

の永久ループが無かったら、私も素直に

「えーっ変な髪~!可哀相~これは無いよね~苦情言わなきゃダメよ~!!!」

と母に言ってあげられたと思うのですよ。


いやはや、本当に、過去に執着しないって現在だけを見つめるって
ム・ツ・カ・シ・イ !!!


あうー!!!
今度こそは、楽しい話題にしようと思ったのに、ゴメンナサーイ!


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念仏~
2008年 04月 24日 (木) 17:42 | 編集
父と私は最近、自分のことで忙しくなってきました。

父はどうやら、趣味でやっていることが大詰めをむかえているようで
土日も家を空けることがあります。
私は就職活動で動きまくっています。
時には遠くまで面接に行かなくてはいけなくて、一泊したり。

すると、母は段々不機嫌になってきました。
さりげなく嫌味を言います。
私が母のおやつ用に買ってきたプリンに何日も手をつけず( こんなことは初めて ! )

「食べる気がしなかった。ひとりぼっちだったから」

一週間後、やっとプリンに手をつけたと思ったら
その日はどうやら暴食したらしく

「気分がふさいで、何をしたらいいか分からなくて、いろいろ食べたの」

そして、その日私が買って帰ったタコ焼きも
微妙にプリプリ怒りながら完食し( 何故だ! )
少しして「気分が悪い」と言って、トイレに立てこもりました。
上から下からの大洪水です。

「最近は運動も一切やらずに、お前は食い過ぎだ!」

帰ってきた父に叱られていました。


そして明らかに、母は私に対して攻撃的になりました。

「お父さんにそっくり!」

私が世界一言われたくない言葉だと、母はちゃんと知っています。
わざと、毎日のように言います。
最初は無視していたのですが、あまりにしつこいので、言い返しました。

「お母たまは、おばあちゃん(母の母)そっくりだね
 自分からは何もしないところとか、しなくていいと思っているところとか」

すると、スーッと自分の部屋に入って行って、出てきません。


ダライ・ラマ14世の言葉に

『 愛する人との間に相違が生じたら、今起きていることだけに対処すること。
決して、過去は持ち出さないこと 』

というのがあるそうですが…ものすごく難しいですね。
色々思い出しちゃって…


「たいしたこと無い。人生最悪のことじゃない」

最近、毎日、私は念仏を唱えるみたいに呟いて
母の攻撃 ( ? ) をかわしています。

枯れそう…


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10%の行方
2008年 03月 31日 (月) 10:24 | 編集
先日、友人と久しぶりに、夜に出掛けてきました。
普段は誰かが車で迎えに来てくれるのですが
今回会うのは、私の家を知らない友人だったので
私は自転車で待ち合わせ場所まで向かい、そこから彼女の車で食事に行きました。

・ いつも会う仲間とは別の友人である
・ 自転車で出掛ける
・ 帰る時間はいつもと同じ23:00くらい

母には、何日も前から伝えていました。


楽しい時間を過ごして、23:00少し前に家に着いて玄関を開けると
母の部屋の方から、何やら声が聞こえました。
そしてドアが開き、杖をついた母がグシャグシャな顔で出て来て

「 ダメじゃないの~ !!! もうっ! うわ~んっ 」

何事があったのかと母に訊ねても
母はわんわん泣くばかり…


・ 早く帰ると言ったのに、帰ってこない ! ( 一言も言ってないよ。23:00って言ったよ )
・ もう暗いのにまだ帰ってこない ! ( 23:00は暗いよ。いつも暗いでしょ )
・ 自転車だから危ないのに ! ( だから自転車だって言ったでしょ )
・ 何回もメールしたのに返事が無い ! ( それはね…悪かったけどね… )

『 どこにいるの ~ !? 無事なの~ !? うわ~ん !!! 』

母の頭の中は、こうなっていたようでした。

携帯を見ると、確かに三回メールが来ていました。着信も。
それも20:00くらいから…
複数で食事をする場合は、携帯をテーブルに出しておくこともありますが
二人きりの時は、私は携帯には触らないのです。

これまで何度も、夜に外出してきたのに
母がこんなことになったのは全く初めてです。私の携帯にかけてきたのも。


この何ヶ月か、母と暮らしてきて

『 頭のほうは9割方、元に戻っているな 』

そう思っていました。
人やモノの名前が出づらいことは別として
性格や判断力は、ほぼ元に戻っていると感じていたからです。

なので、この度の母の様子は、ショックで、恐怖さえ感じました。


母の、失った10%は
あちこちが、満遍なく減っているわけではなく
その時々の体調や心理状態によって、異なった部分に突然現れる

『 空白 』

のように思えます。

そして、その空白により、自分の認識と現実との間に差が生まれて
不安が高じてパニックになる…と。


はぁ…
でも、私がいない間に誰かが死んだ、とかじゃなくて、本当に良かった…


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